BD版 天空の城ラピュタ

天空の城ラピュタ
天空の城ラピュタ

7000円と高めな設定なのが気になりますが、ラピュタフリークとしては買わずにいられない、というわけで買ってしまいました。
DVDを買った時はあまりの画質の悪さにがっかり(まぁHDブラウン管で見たのでしょうがないと言えばしょうがないんですが)したモノですが、BDということで非常にキレイになってました。
背景とセルが若干浮いてね?と思ってしまう程くっきり映ってます。
ラストのムスカの落下もハッキリ確認できますよー。

音の方は自前のスピーカーセットで聞けてないので何とも言えませんが、プラズマビエラで見る限りでは非常に良かったです。
HDFuryを買った暁には、ぜひAvantiで聞きたいものです。

インセプション

インセプション

ダークナイトの監督が作っただけあって、全体的に雰囲気が暗いです。
ちょこっと笑いどころはありますが、それでも暗いです。

「夢を利用してアイデアを盗む」みないなふれこみで宣伝されてるので、そうゆうシーンがあるのかと思ってたんですが、全く無かったです。
そうゆう事を生業にしていた所に、「盗むんじゃなくて植え付けて(inception)欲しい」という依頼がくる話です。
物語の導入はかなり唐突で、いきなり見に行った人は面食らうかもしれないですね。
ネットでも何でも良いので、ちょこっと予習した方が良いかも。

残念なのはせっかく夢の中なのに夢を使ったギミックが無い所です。
せっかく序盤で世界がひっくり返るような演出が入るのに、本番ではそういうのが何も無いですね。
どっちかというと「そういう前提条件があります」という所でこの設定が使われてます。
最後のオチをつけるためには必要なのはわかるんですが、せめてもうちょっと有効利用して欲しかったです。

振り返ってみると前半は世界観の説明、中盤は主人公への切っ掛け、終盤にしてようやく物語の見せ場がやってくるという凄い贅沢な構成だったな。

おもしろいっちゃ面白いんですが、スッキリ楽しむ作品ではないですね。
ひねりの利いたストーリーでないと面白くない、または物語を考察するのが大好きという人にはオススメです。

踊る大走査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!

踊る大走査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!

ひさしぶりに踊る大走査線です。
交渉人、容疑者室井は見てなかったりするので、7年ぶりですね。
物語の雰囲気は踊るそのもので、安心してみてられますね。
今回は物語のスケールがちょっと小さくなってます。
たぶんTHE MOVE 1より小さいですね。
個人的にはTHE MOVE 2が「レインボーブリッジ封鎖できません」みたいなセリフを作るために無理に話をでかくしたように感じていたので、スケールダウンは喜ばしかったです。
さらに伏線の回収が早いのが良いです。
途中で青島刑事に重要な事実が発覚するんですが、その辺もあまり引っ張らずにあっさり回収しちゃいます。
なので、エンターテイメントとして素直に楽しめますよ。

これまでの登場キャラクターがでてくるのも特徴ですね。
オールスターになりつつ、さらに新キャラが多数出てくるもの良いです。
まだまだ続きを作る気ですなー。
このTHE MOVIE 3は続編映画、もしくは連続TVドラマへの布石なのかもしれないです。

単純に楽しめますので、オススメですよ。

借りぐらしのアリエッティ

借りぐらしのアリエッティ

ジブリの新作ということで、公開早々に見に行きました。
見に行く前はあまり期待していなかったんですが、大反省ですね。
非常に面白かったです。
小人から見た世界というのが非常に繊細に表現されています。
音響も合わせて作られているので、ぜひ音響施設の整った場所で見て欲しいですね。

物語の評価は「どの視点に感情移入できるか」でかなり違うと思います。
人間視点のまんまだと、つまらないかもしれないですね。
元が児童文学なので、小人視点になって物語を素直に受け止めて見ると楽しめると思います。

昔のジブリが好きな人にオススメですね。
例えば、平成狸合戦、紅の豚、耳をすませば等が面白いと思っている人です。
「宮崎駿のメッセージが・・・」なんて深読みしないと楽しめない人にはお勧めしないです。

サマーウォーズ

summer
サマーウォーズを見たので、簡単に感想を。
ちなみにマンガを先に読んじゃった、という事があるので、初見の人の感想とは若干温度差があると思います。

「時をかける少女」以来、すっかり細田監督の作品に期待をするようになっており、
今回のサマーウォーズは非常に楽しみでした。
んで、映画を見終わっての感じは「いまいち」という感じでしたかね。
展開が急すぎる上に説明不足な点が多かったように思えます。

まず世界観がちょっと説明不足です。
OZという仮想世界で様々な公共サービスや通信販売が行なえる、という説明が冒頭に入るんですが、どうにも無理矢理感が拭えません。
せめて主人公か誰かがそういった事を実際に行なっているシーンがあれば、大分印象が違ったんでしょうが、説明があっただけで進んでしまったので、違和感が残る人にはず〜っと残ると思います。
インターネットに親しんでいる世代ならば、それほど違和感が無いと思うんですけどねー。

この他に、映画の尺の問題か、「なんでそうなってんの?」という展開が結構在ったりします。
特に登場人物の心情の変化はコロコロ変わるんですよ。
登場人数がとても多いので、処理しきれないということは分かるんですが、きっかけという点の説明が足りなすぎます。
アレでは「単純な一家だな」で片付いてしまいますよ。

特に一番問題にしたいのが、主人公とヒロインの感情である。
埋もれすぎてて、なぜそこに行き着いたのか、描写が少なすぎます。
ただ惚れっぽいだけに見えてしまいます。
マンガだと、その辺がちゃんと描画されてて、すんなり読めたんですよね。

終盤で登場する花札に付いても説明が足りなすぎます。
こいこいを知らない人は何をやってるのかサッパリ分からないと思いますよ。
五光とか知ってれば「すげぇ!!」と素直に盛り上がれるとは思うんですが、
知らなければ何がスゴいんだかサッパリです。

次に気になったのが声優。
ど素人を引っ張ってくるもんだから下手すぎてしょうがない。
「時をかける少女」はそこそこハマっていたので、そこまで気にしなかったんですが、
今回はハマってないので、下手さ加減が目立ってしょうがないです。
ちゃんと声優を使えと。
ジブリ作品といい、日テレが本格的に関わってくると、ろくな声優にならないな。

ここまで愚痴しか書いてないですが、全くつまらないわけではないです。
説明不足な点が多いので、見る人を選びそうですが、ハマれば面白いと思います。
声優の下手加減も、慣れれば見逃せなくはないです。
というわけで、見に行く人は最低限「花札のこいこい」と「セカンドライフの理想像」を予習して行くと、それなりに見れると思います。

私としてはこの作品はもっと尺を長く取って、じっくりと見れる作品にして欲しかったなぁと思ってます。
主要人物が多すぎるのに、時間が足りなすぎです。